認定のハードル

病んでいる人非器質性精神障害は、判断が容易ではない部分を持っています。精神障害の程度に応じて3段階に区分されますがこれも簡単ではありません。第9級、第12級、第14級の3つに分かれますが、交通事故との因果関係が認められなければいけないのは大きな条件です。これが非常に難しい部分で、外的な損傷のように、判断することができない部分を持っています。医学的見地という部分でも認定することができますが、心の部分になってくる非器質性精神障害の場合には、因果関係を客観的に把握するのは難しいでしょう。

さらに、いつ発症したのかという問題もあります。これが交通事故が原因で発症したか同課につながりますが、総合的に判断していかなければいけません。因果関係が認められても、本人の性格などに起因する部分が高まれば、慰謝料は減額されることになるでしょう。素因減額と呼ばれますが、他に発症原因がないことを証明しなければいけないといえます。

医学的に証明しなければなりませんし、ただ訴えても後遺障害に認められることはありません。そのため、交通事故に遭った段階で専門医の診断を受けるなど速やかに行動するとともに、弁護士などの専門家の力も必要になってくるでしょう。